WHAT IS DARUMAYA?

だるまやについて

棚に商品として並ぶ赤いだるまたち

伊勢から届ける、だるまの魅力

伊勢神宮・内宮のほど近くに店を構える「だるまや」は、
大正8年に創業し、昭和24年に設立いたしました。
店の看板はご縁あるお坊さんに揮毫いただいたもの。
伊勢を訪れる方々に、幸せを願うだるまをお届けしています。

What about “Ise Daruma”?

伊勢のだるまについて

伊勢・志摩の漁師たちは、古くから神棚に「目入りのだるま」を飾り、航海の安全や大漁を祈ってきました。
近年では、伝統的な赤だけでなく、鮮やかな色合いのだるまも登場し、願いごとに合わせて選んだり、大切な方への贈り物としても喜ばれています。

色とりどりのだるま
A WISH

だるまの願掛け

だるまといえば、祈願の際に「目を入れる」という印象を持つ方もいるのではないでしょうか。
地域によって作法が異なる場合もあるものの、一般的な目入れの手順は以下の通りです。

1.願いを込めながら左目(向かって右)を書き入れる 2.願いが叶ったら感謝を込めて右目(向かって左)を描き入れる

基本的にはこれだけです。目を入れる順番は、お寺にある2対の仁王像「阿吽」に関連しているという説があります。

「阿」はものごとの始まり「吽」は終わりを意味しており、右が阿形、左が吽形であることからだるまもそれに倣っているようです。
ただし、明確な決まりはなく、重要なのは強い気持ちを持って祈願することです。

また、どうせ験を担ぐならぜひ大安や友引、先勝などの吉日に行いましょう。
願掛けをしない場合は、両目を先にいれて厄除けとして飾る方法も一般的です。

BURNING CEREMONY

だるまの
お焚き上げ方法

お役目を終えただるまは、神社や寺院などでお焚き上げをしてくださいます。

もしくは、新年明けた際の“どんと焼き”のようなものがあれば、正月飾りやお守り、お札といった物と一緒に
お焚き上げ供養を受け付けてくれることがあります。これまでの感謝の気持ちを込めてお焚き上げ供養をすることで、
だるまとしてのお役目を終えて昇華することでしょう。

お焚き上げを行っている三重の神社
江西寺(だるま寺)
江西寺(だるま寺)

満願の火まつりは、毎年10月5日(達磨忌)夕刻に、達磨大師のご命日のご供養をし、1年間に多くの祈願者の願望を叶えて戻った「だるまさん」を『満願だるま』として、精魂を抜く感謝のご供養を行います。当日は役目を終えた節句の人形や、和人形等も「満願だるまさん」と共に消姿供養を行います。
この火にあたると縁起がよいとされています。

津観音
津観音

津観音では、役目を終えたお人形の供養『人形供養』も行っております。
災厄を祓い成長を見守ったお雛様や五月人形、いつも一緒にいたぬいぐるみ、こいのぼりやその他のお人形など、感謝を込めて魂抜きをしてお焚き上げ致します。

MEANING OF COLORS

だるまの色について

だるまは赤色が定番ですが、「風水だるま」はカラフルで、金色は金運・仕事運、白色は受験合格など、
色により様々に運気向上の意味を持っています。

ご利益 由来
商売繁盛、金運上昇 黒字経営にちなんでおり、ビジネス運を上げたい人に人気です
無病息災、厄除け 赤は魔除けの色とされ、病気や災厄を遠ざけると信じられてきました
学業成就、知恵の向上 冷静さや知性を象徴する色
試験合格やキャリアアップの祈願に使われます
健康長寿、安全祈願 自然や癒しのイメージで身体や心の健康を願う人に選ばれます
ピンク 恋愛成就、縁結び 優しさや愛情を象徴し、特に女性に人気があります
黄色 金運上昇、幸運招来 風水でも金運を司る色として知られており、お金に関する願い事に
オレンジ 人間関係の円満 温かさや調和を連想させる色で、
人とのつながりを深めたいときに選ばれます
合格祈願、目標達成 新しいスタートを切るときの縁起物として好まれます
金色 大願成就、金運 特別な願い事に向いており、豪華な印象も人気です
TYPES OF DARUMA

だるまの種類

日本各地には、地域の文化や信仰を背景に、さまざまな「だるま」が受け継がれています。
形や表情、色合いにそれぞれの土地柄が表れ、同じだるまでも個性はさまざまです。代表的なものをご紹介します。

  • 高崎だるま【群馬県】

    高崎だるまの特徴は、まゆ毛の形が鶴、ヒゲが亀を表現していること。「鶴は千年、亀は万年」という縁起の良さにちなんでいます。
    顔の両側には「家内安全・商売繁盛・大願成就・目標達成」、お腹には「福入」などの金文字が描かれていて、縁起の良さはピカイチです。

  • 松川だるま【宮城県】

    特徴は、体の前半分が青いことと、七福神や宝船などが描かれていること。青は海を表現していて、「七福神は海を渡ってやってくる」という考えにちなんでいます。 眉毛がグッと太く、実際に毛が植え付けられることも。最初から両目が入っているのは、藩祖・伊達政宗公が独眼だったためとも言われています。

  • 白河だるま【福島県】

    眉毛の鶴や髭の亀のほか、唐草や松竹梅を各部位に模様化して表しており、全体的に福々しさが溢れるだるまです。 あでやかで品のよさがあるのが特徴で、商売繁盛や家内円満、合格祈願などを願う身近な縁起物として長く親しまれています。

選べる楽しさ、広がるだるまの世界

最近のだるまは、伝統的なデザインのものだけではなく、シンプルでモダンなものから、
かわいくアレンジされたものなど様々なバリエーションがみられます。

だるまやでも、縁起だるまはもちろん、遊び心のあるデザインのだるまや、
イベントにあわせただるまなど様々なバリエーションをそろえております。

開運・招福のだるま、全国配送!だるまや ONLINE SHOP